2006/8/29更新
DVD&HDDの搭載

いまどき何処にも売っていないあきらめかけたスロットインドライブですが、実はノートの世界ではまだまだ存在しておりました。当然いまどきのドライブなので、CDドライブでなく、DVD-Rドライブです。
しかもノート用ということで厚さ1cmほどの薄型。これなら2ドライブも夢じゃない!!
なんて事はしませんが、スロットインドライブが見つからず、またHDDを何も考えずに3.5インチ安さだけで買ってしまい、マザーボードの配置により右タワーへの搭載が難しくなり、左タワーに入れるにはCD(DVD)ドライブをあきらめ掛けていたのですが、この薄さならHDDにDVDドライブを重ねて搭載できます。

ということで早速、ネットと秋葉原で市場調査したのですが、薄いだけあってか結構高いんですよね。。。
普通のDVD-Rドライブは5,000円〜7,000円なのに、ノート用は10,000円〜15,000円が相場・・・やむ得ない価格でしょうか。

一応中古でもないかなとヤフオクを覗いたところ・・・あるではないですか。新品で7,000円ぐらいから。
その最安値のヤツは「LITEON」というメーカーのもの。ライトオン・・・ジーンズショップ???
私は知らなかったのですが、友人に聞いたところ、世界ではかなりの有名な台湾のドライブメーカーのようです。しかもあのSONYはLITEONのドライブをOEM販売しているとの事。
ということで同じ物を楽天で検索し、迷いも無くお買い上げ!!! 送料・消費税込みで、8,100円でした。


これが購入したLITEONの「SLW-831S」。
念願のスロットインです!
スリムドライブをディスクトップに利用するには、こんなIDE変換アダプターが必要です。
 
当然X68000のスロットインのボタン(LED)を利用します。
この基盤からの線を、そのままハンダ付けしても良かったのですが、取り付け時の作業の効率化と今後の交換などを考え、ピン配列交換ケーブル(右の写真)を半分に切りハンダ接続し、オスの状態にします。
 
DVDドライブのスイッチやLEDの基盤に配線するために、確認を含めて恐る恐るドライブの蓋の部分を外し確認します。お〜単純配線だけど細かいな〜 実際にDVDドライブのフィルム基盤(?)にテストを行いながら接続場所を探し、ピン配列交換ケーブルの残り半分(メス)を接続します。失敗したら8000円がパ〜。これはかなり慎重な作業です。
 
蓋を閉めてDVDは終了です。
(ふ〜。かなり汗をかきました。。。^^;)

DVDが完成したので、HDDと重ねて本体に固定するための金具を作成します。軽く書いていますが、やはりスロットインの微妙な調整が結構大変でした・・・曲げすぎて折れてしまうは。結局ボロボロ^^;
 
ハードディスクドライブに作成した金具を装着します。


その上にDVDドライブを重ねて金具に固定します。(1cmほど空間が出来ました)

 
電源ユニットの時同様、X68000のアルミ板に穴を空け裏から固定するのですが、ねじ山分の高さでスロットインにズレが生じないように、超低頭小ネジを利用します。 裏からネジ止めし固定します。(ネジ一本はねじ山を壊してしまいました。ま〜3箇所停めていれば大丈夫でしょう。^^;)
 
ここで利用したパーツ
個数 単価 金額 購入場所
240G HDD 1 8,000 8,000 T-ZONE
スロットインDVDドライブ 1 8,100 8,100 楽天
IDE変換アダプター 1 1,200 1,200 クレバリー
ピン配列交換ケーブル 1 180 180 ドスパラ
68イジェクトボタン基盤 X68000のパーツ
アルミ板 あまりもの
HDD固定ネジ DOS/Vネジセット
DVD固定ネジ IDE変換アダプター付属
超低頭小ネジ(4本) 1 120 120 東急ハンズ
電源ユニットとあわせて、こんな感じで出来上がりました。
スロットインの動作確認しOKでした!


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